私も経験があるのですが、何か願望を掲げた際に「世間の常識」みたいなものを考慮した上での願望を作ってしまうことがあります。
ただ、これは誰も幸せにならないので辞めたほうが良いです!
「確かに引き寄せたんだけど、こんなはずではなかった…」という結果に繋がる可能性があります。
例を挙げるとすれば、
①「恋人が欲しい!」
↓
②「頭が良くて、かっこよくて、身長が高い人がいいな」
↓
③「(でもそんな人、いるわけがないよね…)多少ダサくてもいい!」
↓
④見事、恋人を引き寄せることができたが多少どころではなくファッションセンスの無い人だった。
「あーあ、やっぱりセンスの良い人がよかったなぁ」
この例ではファッションセンスという後から変えられる要素を挙げましたが、これがもし身長や顔などの変えられない要素を妥協点として設定していたらどうなるでしょうか…。
もちろん、そこが気にならなくなるケースもあります。
ただ、私の経験からすると
「いざ叶ってみると、どうしても譲れない点だということがわかってしまった」
ケースのほうが多かったです。
とある事情があり、在宅勤務をしたかったのですが
「在宅勤務ならもうどんな仕事でも良い!」
と思った結果、確かに在宅勤務ではあるものの、配属された先が前の仕事内容の「これ嫌だな、できればやりたくないな」というものをこれでもかと言う程煮詰めたような仕事内容の所でした。(号泣)
その時は、職場側からかなり追い詰められていた状態だったので焦りからか「もう在宅勤務なら何でもいい!」
と思ってしまっていたのが原因だと思います。
だから、何か願いを発する際は
「こういうのがいい!でも、世の中そんなに甘くないよね…」
と変な遠慮をせず、自分の心の中でくらい一切の妥協無しの願いを持っておくと、がっかり引き寄せは回避できると考察しています。
さすがに「じゃあ空も飛べるし、透明人間になれるの!?」
といった事に関しては保証はできませんが、考えられるとしたら無重力体験などで空を飛ぶ体験をする事を引き寄せるのかもしれないし、透明人間になって街中を探検するVRゲームで遊ぶことを引き寄せることになるのかもしれません。
先程述べた恋人を引き寄せる件でも、
「頭が良くて、かっこよくて、身長が高くて、ファッションセンスがいい」人を引き寄せたいと願っていたが、身長が低くてもそれを補うほど他の魅力に溢れた人を引き寄せることになるのかもしれません。(これは、叶ってみて初めて自分が掲げていた理想が実は世間の目や価値観を気にしたものであって、実は本心からの願いではなかったと気付くケース)
引き寄せって、他人の価値観を介入させてしまうと中々大変なことになります。
自分の本当の願いに気付きにくくなってしまったり、十分満たされているはずなのに「あれがない、これがない」になってしまったりします。
SNSやネットで手軽に他人の生活や思考が覗けてしまう時代なので、あえて見ないように、それが無理なら「ふーん、こんな考えもあるのね」くらいにカタログ感覚で眺めて適度に自衛するのがベターだと思います。
おすすめの引き寄せ本