108さん著「ザ・チケット」レビュー【願望は何をしようがしまいが叶う】

前から気になっていた108さん作「ザ・チケット」を読んだのでレビューします。

108さんとは

著者の108さんは引き寄せの法則についてのスレッドで有名な方です。

引き寄せの法則のメソッド（方法・やり方）や理論を発信されています。

形式・ボリューム感は？

私は「でじたる書房」というサイトで「ザ・チケット」を購入しました。

PDF形式でダウンロードできたため、スマホでも読めます。

ページ数は249ページで、多すぎず少なすぎず程よいボリューム感でした。

メソッドを超越したメソッド

私はこれまで「引き寄せるためにあれをしなきゃ、これをしなきゃ…そうだ、あのメソッドをやればどうだろう？」と難しく考えてしまいがちでしたが、どうやらその必要は無さそうです。

「ザ・チケット」ではメソッドも紹介されてはいますが、メソッドうんぬん以前に自分の中での「前提」が大事ということに触れていました。

それは、例えば私の場合は

「メソッドに取り組んでいないからこの願望はまだ叶わないはずだ」

「これって現実的に考えたらあと半年は叶うのに時間がかかるだろう」

などの前提が染み付いてしまっている状態を、

「それでも、明日簡単に叶っていい」

という前提に変更することが大事だと理解しました。

メソッドにあれこれと取り組む前に、願望実現に対する自分の中での前提条件、これに気付いてあげることが必要なようです。

今まで生きてきて染み付いた価値観や自分の経験に基づく感覚のせいで、願望が叶うかどうかをつい条件付けしてしまっていることに気が付きました。

メソッドについての記載

とはいえ、前提条件の変更の仕方やその他色々なやり方について言及が無いわけではありません。

詳しいやり方が順を追って記載されており、「このやり方で合ってるかな？」と心配になったタイミングで「しっかり出来たと確信出来なくても大丈夫」だといった旨が書かれており、痒いところに手が届く本でした。

本当にタイミングが絶妙で驚きです。実践する側のここが不安だよポイントを知り尽くされているのだなぁと思いました。

私は何をしていても願望が叶っていい

引き寄せメソッドのノウハウコレクターになるのは悪いことではない、とどこかで見かけたことがあります。

引き寄せを学ぶことは学校の勉強と同じようなところがありますし、勉強法を色々知っていると「今は移動中だから暗記ものをやろう」、「今は家にいるからじっくり取り組めるものをやろう」などというように状況により勉強法を選んで勉強することができます。

しかし、目的は勉強してテストでいい点を取ること（＝引き寄せを学び、願望実現すること）なのにいつの間にか

「こういう勉強方法をしないと絶対にいい点は取れない！」

「完璧にこの勉強法をこなせなかったからいい点は取れない」、つまり

「こういう引き寄せメソッドを出来なかったから願望実現してはいけない」

「完璧にメソッドを出来なかったから実現は無理だよね」と目的がすり替わってしまっているところが私にもありました。

メソッドがうまくこなせていないから、願望はまだ実現されないはず！と認識してしまっていたのです。

恐ろしいですね…

そしてまた、

というループに陥ってしまっていたことに、「ザ・チケット」を読んでから気付きました…

「ザ・チケット」ではこういった条件付けを取り払うことが大事とありました。

メソッドが中途半端でも、私の願望は叶ってもいい。ということです。

メソッドは叶えるために取り組むものではなく、願望について楽しく考えられるようにするためのツールだという風に捉えられたら良いのかな、と思いました。

まとめ

実は引き寄せについて色々誤解していた頃、スレッドで見かけた108さんの理論はよくわからなかった時期がありました。

しかし、たくさん遠回りして最近になって引き寄せがようやくどういうものか分かってきた頃、 108さんの理論を聞いて「ああ、こんなにシンプルなことだったんだなぁ」と思うようになり、「ザ・チケット」を読んでみようと手に取ることができました。

（108さん理論を理解できていなかった頃にも「ザ・チケット」はすでに発売されていましたが、当時の私はどんなに調べても「ザ・チケット」の存在に辿り着けていませんでした。不思議ですね…タイミングでしょうか。）

「ザ・チケット」を読んだことで、願望実現に対する考えが大きく変わりました。

叶えたい願いがある方にはぜひおすすめしたい一冊です。

おすすめの引き寄せ本